こんにちは
今回は先日の
イタリア旅行記の続きです
【3日目・シエナ⇒サン・ジミニャーノ】 2010/12/30(木)
早朝のヴェネチアを出発し、バスで一路シエナへと向かいます
移動時間は実に4時間。運良く真新しい綺麗なバスで道中は快適でした。
途中、お土産屋とドライブインでの休憩を挟みつつまずはシエナに到着~。
サンタ・バルバラ城塞の横でバスを降りて徒歩でシエナ市街へと向かいます。
イタリアの多くの観光地に共通することですが、
街中へのバスの乗り入れができないため駐車場から結構歩かされます。
足元は歩きやすい恰好で固めましょう。
ついでですが旅行中に感じた注意点を何点か…。
・「犬のウチにご用心!」
いきなり汚い話でスミマセン
シエナはそうでもないですがローマ、ヴェネチア、フィレンツェどこも酷いです
名所を見上げてばかりで足元の注意が疎かにならないように…。
・「リュックやメッセンジャーバッグは持ち込み禁止!」
大きな寺院や美術館などでは入口で手荷物の検査が行われる場合が多いです。
背負うタイプのバッグは混み合った館内で邪魔になるため止められます。
手荷物を預けるように言われたりするのでパニくること必至。
私も
メッセンジャーバッグを使っていましたが、
入場する時だけベルトを伸ばしてショルダーバッグ風にしてました。
・「ガイドブックは信用しない!」
もちろん下調べには有用なんですが営業時間や休業日、場所など、
本によって結構情報が違ってたりします
インターネットで実際行った人のブログなどを参考にしてみたり、
Googleのストリートビューで店の位置を確認しておいたり、
特にここだけは行きたい!って場所は入念にチェックしておきましょう。
・「地図はできるだけ詳しい物を準備!」
自由行動が組み込まれているツアーだとなおさら重要。
効率良く歩き回るためにも詳しくて読みやすい地図を準備しましょう。
どうせどこからどう見ても観光客丸出しなので、
街中で地図片手に歩いても問題無いとはガイドさんの弁
で、前置きが長くなりましたがシエナ市街です。
観光前はヴェネチアとローマの下調べばかり気合が入っていて
シエナは正直あまり注目してなかったんですが素敵な街並みに感動
アップダウンの激しい石畳の道を挟んで素朴な色合いの建物が並びます。
と、急に街並みが開けて広場と塔のある建物が出現。
世界一美しい広場とも言われるカンポ広場とプッブリコ宮殿です。
写真が下手で説得力に欠けますが一目見た瞬間「おぉ~」と感嘆してしまいました。
この日はこのカンポ広場に面したリストランテ、
Spadaforte(スパーダフォルテ)で昼食
料理は左からピッチというフィレンツェ地方の太いパスタを使ったボロネーゼ、
アラビアータ風(?)に辛味の効いた鶏のトマト煮込みとポテトの付け合せ、
そしてイタリアと言えばすっかり定番のティラミス(デカい!)です。
今回の旅行中、ツアーに組み込まれた食事の中ではここが一番美味しかった~
ワインの勉強に来ているという日本人の男性が働いていて個人旅行の人にもオススメです。
食後は再び市街を歩いてドゥオモを見学し、シエナを後にしました。
シエナからは再びバスに揺られること小一時間、美しき塔の街とも呼ばれるサン・ジミニャーノへ…
しかし、流石は日の短い冬場のヨーロッパ。到着した頃には辺りはすっかり暗~くなってしまいました
でも、これはこれで良い雰囲気(三脚無しのデジカメではボケボケですが…)
街並みをじっくり見て回りたいところでしたがあまり散策時間もなく、
地図に小さく載っていたMuseo storico della tortura(拷問博物館)とやらを覗いてみました。
入口以外は写真NGですが中に入ると名前通りのおどろおどろしい拷問器具がズラリ
(何故かハラキリよろしく脇差も展示されてましたが…。)
ちょっと珍しいスポットなので話のネタにしたい人はどうぞ
この日の夜はフィレンツェ郊外のカレンツァーノという街にある、
Hotel Delta Florence(ホテル・デルタ・フローレンス)に宿泊しました。
結構古い感じのする建物でしたが部屋はヴェネチアより一回り大きく、
お風呂もバスタブ付きで全体的に不自由は感じません。
夕食もホテル内のリストランテで
左からマカロニのトマトクリームと豚肉のロースト。
豚料理は一応フィレンツェ郷土料理のアリスタってやつでしょうか。
味はまずまずでしたが付け合せのホウレンソウが衝撃的でした。
何がって衝撃的なほどクタクタ
イタリア人は野菜がクタクタになるまで火を通すと聞いていましたがこれほどとは…。
ニンニクが強めに効いていなかったら完食できてなかったと思います
デザートは普通のアイスクリームでした。
前回、【シエナ・サンジミニャーノ・フィレンツェ】編と書きましたが、
存外に長くなってしまったのでフィレンツェは
次の機会に…。